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なぜか、東北学。

 山形市にある東北文化研究センター責任編集の「季刊 東北学」(柏書房)に、「アジアの風のなかで」という連載を始めました。21号(2009年秋号)からの新連載です。発売中ですので、もしよろしければ、ご覧ください。http://www.kashiwashobo.co.jp/new_web/find/tohoku.html9784760137206

 それにしても、なぜ「東北学」?

 実はこのブログがご縁でした。以前、このブログに、民俗学者・赤坂憲雄先生の言葉を引用させていただいたことがありました。20年近く前に、山形で新人記者をしているときに初めてお会いしたのですが、その後の転勤ですっかり失礼をしてしまいました。が、このブログを先生ご本人が見つけ、「東北学に連載をしませんか」と、声をかけてくださいました。

 「東北学」といっても、東北の話だけをする場ではありません。事実、私は東南アジアのことを書いていきます。・・・というか、テーマについてはともかく、民俗学などそれぞれの分野の専門のかたがたが書き、読む書物です。私が書く文章とはあまりにトーンが、レベルが違うのでは・・・それに私は東南アジアに住んでいるというだけで、専門家ではないし・・・いいのだろうか・・・など、さまざまに不安は募りました。

 でも、自分の媒体を持たないフリーランス記者が、ここで迷っている場合ではない! 一人でも多くの方に読んでいただけるよう、またそれに値する文章になるよう自分にプレッシャーを課すためにも、書かせていただくことにしました。すいません、「大リーガー養成ギプス」みたいな使い方して。赤坂先生、編集のO様、書き手である私以上に不安に思われていると思いますが、お世話になります。よろしくお願いいたします。

 記者としての振り出しである東北・山形。そこから転勤でどんどん南へと異動し、沖縄まで行って、日本を出てマニラとバンコクへ。そして今、カンボジアにたどり着き(?)、ぐるーーっとまわって、東北でつくる書物に、つながりました。不思議ですねえ、人生って。そして、普通では考えつかないような結び方でこのご縁をつなげてくださった赤坂先生と、編集のOさんに、大感謝です。

 ありがとうございました。

 多くの方に「東北学」に出会っていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

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