2010年2月 9日 (火)

シェムリアップ

 シェムリァップ出張中です。

きょうは、クライアント回りと配本、午後からはカンボジアに長期滞在されている益子と瀬戸の陶芸家さんたちといっしょに「クメール焼き」めぐり。

「クメール焼き」は、その歴史についてまだ分からないことがたくさんあるそうです。アンコール遺跡群の発掘現場からは、たくさんの陶器の破片が出てくるのですが、それらがまだきちんと整理されていないとか。

おもしろかったのは、「クメール焼き」には、市井の人々が使うような食器があまり見られないという特徴です。祭祀に利用するものが多く、したがって形がいつまでも変わらず、時代の変化が見えにくい。それが、クメール焼き研究を難しくしているのだというお話を聞きました。

クメールの人々は、陶器を食器に使わない。そういえば、バナナの葉やココナッツの殻。リサイクルでエコな食器がたくさんあるもんなあ。「形の変化が乏しく、歴史がわかりにくい」ということからも見えることがあるんですね。

明日は船でコンポンチュナンへ。

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2010年2月 7日 (日)

「ニョニュム」45号です

カンボジアの生活情報誌「ニョニュム」、45号が

で・き・た・よ!

あすからドサ3ヵ所め、シェムリアップだ・よ!

Nn45mru

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2010年2月 6日 (土)

コンポンチュナンの登り窯

 ドサ2か所目。カンボジア中部のコンポンチュナン州で、ボンユキシャチョーがプロジェクトを仕切る陶器制作の現場へ。

 栃木県の益子焼の陶工2人と瀬戸の陶工1人、計3人の日本人がここに滞在し、技術指導をしています。

 ここは素焼きの土鍋が名産の村。あっちでもこっちでも鍋をつくっています。

Kc_honnyaki5

 砂をまぜた粘土で鍋を作るのは、女性の仕事です。家の庭で、子供たちの世話をしながら、一日中鍋をつくりつづけます。こんな感じ。

Kc_honyaki3 

 この土鍋づくりの方法がおもしろい。サトウヤシの幹を地面に埋めただけの土台に、粘土をどーんとおいて、あとは人間の方がぐるぐる回って形をつくっていく。小さな口からふわっとふくらむ、とても美しい丸みをおびた土鍋は、とても「ろくろ」なしで作ったとは思えない。くるくる、くるくる。この村では庭先で女性たちがずーっと回っています。くるくる、くるくる、時々かたわらの赤ん坊のハンモックを片手でとーんと揺らす。そしてまたくるくる、くるくる。

 「この村で男に生まれたからにはサトウヤシに上れなきゃ。この村で女に生まれたからには土鍋を上手に作れなきゃ」

 と、村の古老が教えてくれました。男はサトウヤシ。こんな感じ。

Kc_honyaki4

 さて、そんな村で、ボンユキシャチョーの仕事とは、女性たちの素焼き技術をさらに発展させ、釉薬をかけた焼き物をつくろうというプロジェクト。きのう、栃木県の援助でつくった登り窯で、村の女性たちが初めて釉薬を使ってつくった作品を本焼きしました。

 窯に火を入れたのが5日午前11時ごろ。それから温度を徐々に上げ、1300度前後になって焼きが終わるまで24時間かかります。マキを絶やさないよう、陶工のみなさんは徹夜。シャチョーと私も、ハンモックでうとうとしながら、おつきあいしました。

 明け方、温度が1000度を超えました。窯の温度をチェックしながら。20~30分おきぐらいにマキを足し入れます。マキを投げ入れる窯の窓からは、真っ赤な炎が吹き出し、陶工たちは1000度のエネルギーを全身に浴びながらマキをくべつづけました。迫力がありました。

 Kc_honyaki_2

 さて、あんまり書いちゃうとネタばれするのでこのへんで。コンポンチュナン焼きについては、4月10日発行の「ニョニュム」(これからつくるの)と、5月ぐらいに発行される「季刊・東北学」の連載エッセイで書かせていただきます。

 

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2010年2月 5日 (金)

お仕事情報

 週刊金曜日の2月5日号に小さなエッセイを書いています dog

 本日、ハノイよりカンボジアへ帰国します。ハノイからプノンペンへは、直行便と言いつつもラオスのビエンチャン経由で4時間近くかかります。

 では、ハノイのみなさんお世話になりました。

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2010年2月 4日 (木)

君は僕の目、僕は君の足

 ハノイの取材最終日。

Hanoi_machikado

路上のスーパーマーケット。野菜も肉もこの一角でこと足ります。背後の金髪ねーちゃんの派手な広告と、こんな生活感。ごった煮のハノイは、やはり魅力的です。

 そんな町で今日会ったのは、目の不自由なだんなさん(52)と、足の不自由なおくさま(42)のカップル。昨年、結婚したばかりの新婚さんです。

Hanoi_couple

 ふたりとも定職がありません。いくら職探しをしてもいつも「障害者だから」と断られました。親戚に支えられての毎日です。それでも結婚した理由は?

 「簡単です。私は彼女の足で、彼女は私の目だからです」

 結婚ということ、だれかとともに生きるということの意味をしみじみ考えます。

 

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2010年2月 3日 (水)

プレゼント

 ベトナムの取材で、お話を伺ったかたからこんな贈り物をいただきました。

Present_hanoi_2

 ハイフォンという町で会った右手に障害をもつ42歳の女性が、話を聞いたあと、自分の腕からはずして私に渡してくれました。数珠です。障害をもつがゆえに、周囲から子供を産むことを反対され続けた彼女。ただひとり、80歳になる彼女の父親が「おれが面倒みてやるから絶対に産め」と励ましてくれたそうです。それでも迷う娘に、父親はハンストまでして「本気」を示したそうです。そして彼女は36歳で一人娘を産みました。結婚はしていません。

 彼女の父親は84歳で亡くなりました。亡くなるときこう言ったそうです。

「私はお前に勇気を教えた。今度はお前が、お前の娘にその勇気をしっかり手渡しなさい」

 そんな素晴らしい父のことをだれかに伝えたかった・・・彼女はそう言って、私にこの数珠をくれました。「媒体」としての責任と喜びをかみしめました。

 ありがとう、大事にするね。

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フジサンケイ・ビジネスアイにコンテンツ提供!

happy02 お知らせです。

 発行170万部の日刊経済情報紙、「フジサンケイ・ビジネスアイ」にて、2月2日より「カンボジア特集」が始まっています!

 なんと、4月までの3か月間、火曜から金曜週4日の掲載です。すごい・・・。

 内容は、カンボジア経済に関する記事と、生活情報をあれこれ集めた記事になります。カンボジアの「今」を知るには、これ以上はない詳細で最新の資料です。実は、今年にかけて、カンボジア経済への注目度はがぜん増しています。そいの勢いを映すような元気な連載になることと思います。

 そしてなんと、弊誌「ニョニュム」がこの生活情報編にコンテンツ提供します。happy01shine ただいま、リサーチ&執筆に奮闘中です。ニョニュム担当の生活情報の掲載は2月半ばからの予定ですが、カンボジアにご関心のあるかたは、どうぞごらんください!!

 フジサンケイ・ビジネスアイ http://www.sankeibiz.jp/ (このページの政策→海外経済→「躍動 メコン」でご覧ください)

 

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2010年2月 1日 (月)

本日の勝負飯

 ひとりごはんだったので、ホテルの近くのベトナム料理屋へ。

 そして、カニを一匹注文しました。スペシャルソルト&チリソースの味付けで。

でも。。。。

イヤな予感その① さっきから5分に1回「かんぱ~い」している酔っ払いおじさんグループの隣の席に案内される。

イヤな予感その② 突き出しに出てきたのが、キムチ。なんちゃってキムチ。しかも、大嫌いなパクチー添え。

Hanoi_kimuchi

 でも、カニはふつうにおいしかったです。約20ドル。高いのか安いのか、よくわかりませんが、私の生活では「ぜいたく」ディナー。本日の勝負飯、まあ、勝ち。

Kani_hanoi

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2010年1月31日 (日)

フォー屋のイケ麺

 はじめに、お仕事情報です。

 日本新聞協会の「新聞研究2月号」に、フリーマガジンの話を書かせていただきました。ありがとうございます。

 さて、きょうは日曜日ですが、ハノイから100キロのところにあるハイフォンへ取材に行きました。

 ハイフォンは、街路樹の美しい落ち着いた街でした。一日中ある会合の取材でしたので、街歩きをする時間はなかったのが残念。

Photo

 

 取材の直前に朝ごはん。おなじみのベトナム麺、フォーです。牛肉でした。ふらりと入ったハイフォンのフォー屋さんで働いていたのは全員男の子。テキパキと注文を受けて麺をつくり、カメラを向けるとこの笑顔。朝からさわやかでした。それにしても東南アジアでテキパキ働いている男性を見るのは久しぶりかもしれない。

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 こちらはちょっと無口だったけど丁寧にお茶を入れてくれた、「織田裕二」風。

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 さて、同じハイフォンの町の別の食堂で、お昼ごはんに出たのが、蒸した鶏の皮。こんなに黄色いのは見たことなかったです。ちょっと脂っぽかったかな。

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 それから、カンボジアにもあるのですが、きょう初めて口にしました。冬瓜茶。黒糖のような、漢方薬のような、独特の味でした。

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 朝と昼、一勝一敗みたいな感じでした。明日はハノイで、正統派ベトナム料理を食べよう。・・・オチのない記事ですみません。渋滞の中の移動で疲れ果ててしまいました。

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2010年1月30日 (土)

どさ。

 さて、本日より、どさまわり月間開始です。国内も含めれば、1か月で5か所に出張です。さっき数えたら、2月は9日間しかプノンペンにいないことが判明しました。

 旅をすることが仕事なので、とてもありがたい環境です。

 まずは、ベトナムのハノイから。行ってきます。

 

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